化粧丸太とは、杉や桧の皮をむいて磨き上げた木材で、化粧柱や床柱のほか、大黒柱、棟木、霧除、手摺、桁、長押などの飾り柱などとして使用されます。寺社や住宅の建築、旅館や飲食の店舗内装などに幅広く使われています。

  • 磨丸太 磨丸太 室町時代から存在したという説がある、もっともオーソドックスな商品で、業界を代表する商品でもあります。床柱・棟木・霧除・手摺・長押・飾り柱などとして、住宅・旅館・和風店舗で使われるほか、最近では洋風建築などいろんな空間に使って楽しめる商品です。 続きを見る
  • 絞丸太、角柱 絞り丸太 表面に波状の縦皺のある杉の丸太で、主に床柱(とこばしら)として使用されています。また現在では、その模様の面白さから、和風モダンのマテリアルとしても注目を集めています。あなたならどんな使い方を思いつくでしょうか? 続きを見る
  • 海布丸太 海布丸太・垂木(カイフ丸太・タルキ) 天井や軒先などの垂木(タルキ)として使用されていますが、スクリーンなどのユニークな利用も増えてきました。杖(つえ)のような細い木ですが、枝ではなく、れっきとした幹です。植林をして、まもなくの頃から枝を切り、特殊な手間のかかる作業を繰り返します。料理屋さんやお寿司屋さんなどで「細い磨き丸太」を見かけたことはありませんか。施工されることにより、いっそう味が出る商品です。 続きを見る
  • 桧株付き、大木自然木、ムロ、ブビンガ板、磨丸太 株付き丸太 土を深く掘ることで株を付けたまま伐採した原木を、磨き丸太を製造する技術を応用して製品化した自然木です。株(根株)を付けたまま伐採するには土を深く掘る必要があって手間がかかる上に、出材のときにもトラックに積載できる本数が少なくなってしまうなど、手間もコストもかかる商品ですが、その形状には力強い魅力があり、自然の雰囲気を強く感じる商品です。 続きを見る
  • 出節丸太 出節丸太 節の出っ張りを生かした面白い商品。本来、銘木は節や枝を嫌いますが、この商品は逆に出節の変化を楽しんだアイテムです。ご近所の居酒屋・うどん屋さんなど飲食店で見かけているかもしれません。空間に遊びを取り入れるのに最適です。 続きを見る
  • 面皮柱(中央) 面皮柱(めんかわばしら) 角は丸のまま残し、4面に木目を出した柱で、主として茶室の柱として使われます。木目を綺麗に見ることができる味のある商品です。和風を表現する商品のひとつで、繊細な味を出すのには最高のアイテムです。高級材としてだけではなく、木の味を楽しむつもりで一度、使われてはいかがですか。 続きを見る
  • 杉枝タイコ、ケヤキタイコ タイコ タイコ材とは、丸太材の2面を裁ち落とし(タイコ挽きまたはタイコ落とし)たもので、木表と木裏は丸太、両サイドは角材のように製材した材木です。断面がタイコの形に似ていることからこう呼ばれます。徳田銘木では、通常の丸太のほか、大径木の枝を使ったものも製造しています。木の表面の味わいをお見せできるのと、製材することにより一方直線を出すことができました。 続きを見る
  • 桁丸太 桁丸太(けたまるた) 日本建築での縁側(えんがわ)の頭上などに、横使いされた磨き丸太です。長さが4mから20mぐらいまであり、太さも12cmから60cmぐらいまでバリエーションがあります。近頃は、ホールや大きな空間に、柱として縦使い(たてづかい)をされる事が増えてきました。 続きを見る