1本ずつ、木の表情が違う、見てるだけで楽しくなる、自然木です。木の皮を付けたまま丸太に仕上げのものや、表面に天然カビを植え付けることで斑点を付けて仕上げたものを、磨き丸太と区別して変木といいます。変木は主に茶室や数寄屋建築なので床柱や飾り柱として使います。
- 錆丸太(さびまるた) これこそ自然が与えてくれたオブジェだと思います。表面は黒色・白色そしてたまに少し赤色が混じり、人間の手ではだしえない、個性あふれる色と雰囲気をかもし出している木材です。まだまだ世の中には普及していませんが、今後、注目される商品だと思います。 続きを見る
- 榁変木(ムロ変木) 変木の王様。なんでこんな木があるのかが不思議です。白色と茶色が共存していて、かつ、1本ずつ、まったく表情が違う商品です。細いものでさえ100年ぐらいの樹齢を数え、人工植林木は皆無だと思われます。変木の中でも逸品です。実際、施工されますと皆様の注目の的、間違いなしです。 続きを見る
- 赤松(あかまつ) 古来から茶室の主柱に多く使われました。近年、あの有名なデザイナーのご自宅の飾り柱にも採用していただきました。本当に上品な顔つきです。古来からお客様をお迎えし、おもてなしをする場での装いを持った商品だと思います。表面は赤松本来の皮が付いたままですので、粗悪品の場合、施工後、木食い虫なんかの恐れもありますのでくれぐれもご注意くださいね。 続きを見る
- 良母(リョウボ)/ 令法(リョウブ) 表面が赤茶色で光沢がある、すべすべした木です。雑木林のイメージがあります。個性的な中に質素な感じをかもし出すような商品です。一度、手に取られて感触をお楽しみください。地方によって良母(リョウボ)または令法(リョウブ)と呼ばれます。サルスベリの代用木でもあり、一部地方ではサルスベリと呼ぶこともあるようです。茶室や数寄屋の柱として使われますが、店舗の内装にもオシャレかも。 続きを見る
- 桜皮つき丸太 表面に皮が付いたままの商品で、生産量が激減した商品の一つです。自然の中で育った「桜」を皮付きのままで商品化しています。趣があり、その風情を施工現場に生かす事の出来る魅力あふれる商品です。 続きを見る
- 香節丸太(こぶしまるた) 春、野山で白い花が咲くあの木です。古くから数寄を表現する木材のひとつで、おとなしい香りが漂います。施工されることで、よりいっそう味が出ます。表面はグレイの皮がそのまま付いていて、その模様が美しく、独特の雰囲気をかもし出します。なお、この美しい模様は伐採の時期を誤ると剥がれてしまいます。 続きを見る
- ねじり 自然な成長過程でねじりが形成されました。人工的な加工ではありません。 続きを見る