徳田銘木では、吉野杉・吉野桧をはじめ、様々な種類の国内産自然木を数多く在庫しています。寸法の揃った規格品から、規格外の大径木・老木、世界で一つだけの変木、奇木、希少木まで、あらゆるものが揃います。また、ご要望に応じてお好みの原木を探索して買い付け、製品にすることも可能です。

板類

  • 杉Y字板 無垢板・一枚板・耳付き板・輪切り丸太 当社の板類の特徴は、磨丸太製造技術を応用し、木材の表面を出来るだけ傷つけないで自然木の板にしてあることです。樹種は、杉・桧・松・イチョウ・ポプラ・カエデ・ブビンガ・モンキーポッドなど多くの種類があります。耳付き板や輪切り丸太など、様々なものがあります。 続きを見る

自然木

自然木とは、自然の節や曲がりなどを活かした木材で、伝統的な磨き丸太を製造する技術を用いて、皮を剥ぎ、自然乾燥を施して仕上げた逸品です。

  • 桧枝付き(倉庫内) 枝付き丸太 磨き丸太を製造する技術を応用して、枝付きのまま製品化した自然木です。飾り柱、ハンガーラック、店舗のオブジェなど、アイデア次第で自然の雰囲気を演出することができます。当社ならではの自信のある商品です。 続きを見る
  • 根曲り 曲がり丸太・曲がった木 傾斜地で育った曲がりのある木の中から、一定方向から見たときには真っ直ぐの直線になるものを選び、磨丸太を作る技術で製品化します。手すりや框などに使われるほか、アイデア次第で飾り柱としても使われます。 続きを見る
  • 丸太を製材し、角材に仕上げています。年輪を見て頂くことが可能になりました。 続きを見る
  • 杉枝丸太のテーブル 樹齢約150年以上の木の枝を利用しました。年輪の細かさや色つやをお楽しみください。 続きを見る
  • 杉皮(壁面) 杉皮(天然杉皮・化粧杉皮) 山に立っている杉の木から伐採直後に皮をとり、丹念に仕上げた、山からの最高級の贈り物です。究極の天然素材だと思います。壁や天井などのアクセントにもどうぞ。ただ、粗悪品が出回る恐れがありますのでくれぐれもご用心くださいね。 続きを見る
  • オブジェ さまざまな自然木 従来の発想では分類しにくいオリジナリティの高い自然木を紹介しています。人に個性があるように木にも個性があります。さまざまなシーンでそれぞれが活かされました。 続きを見る

化粧丸太

化粧丸太とは、杉や桧の皮をむいて磨き上げた木材で、化粧柱や床柱のほか、大黒柱、棟木、霧除、手摺、桁、長押などの飾り柱などとして使用されます。寺社や住宅の建築、旅館や飲食の店舗内装などに幅広く使われています。

  • 磨丸太 磨丸太 室町時代から存在したという説がある、もっともオーソドックスな商品で、業界を代表する商品でもあります。床柱・棟木・霧除・手摺・長押・飾り柱などとして、住宅・旅館・和風店舗で使われるほか、最近では洋風建築などいろんな空間に使って楽しめる商品です。 続きを見る
  • 絞丸太、角柱 絞り丸太 表面に波状の縦皺のある杉の丸太で、主に床柱(とこばしら)として使用されています。また現在では、その模様の面白さから、和風モダンのマテリアルとしても注目を集めています。あなたならどんな使い方を思いつくでしょうか? 続きを見る
  • 海布丸太 海布丸太・垂木(カイフ丸太・タルキ) 天井や軒先などの垂木(タルキ)として使用されていますが、スクリーンなどのユニークな利用も増えてきました。杖(つえ)のような細い木ですが、枝ではなく、れっきとした幹です。植林をして、まもなくの頃から枝を切り、特殊な手間のかかる作業を繰り返します。料理屋さんやお寿司屋さんなどで「細い磨き丸太」を見かけたことはありませんか。施工されることにより、いっそう味が出る商品です。 続きを見る
  • 桧株付き、大木自然木、ムロ、ブビンガ板、磨丸太 株付き丸太 土を深く掘ることで株を付けたまま伐採した原木を、磨き丸太を製造する技術を応用して製品化した自然木です。株(根株)を付けたまま伐採するには土を深く掘る必要があって手間がかかる上に、出材のときにもトラックに積載できる本数が少なくなってしまうなど、手間もコストもかかる商品ですが、その形状には力強い魅力があり、自然の雰囲気を強く感じる商品です。 続きを見る
  • 出節丸太 出節丸太 節の出っ張りを生かした面白い商品。本来、銘木は節や枝を嫌いますが、この商品は逆に出節の変化を楽しんだアイテムです。ご近所の居酒屋・うどん屋さんなど飲食店で見かけているかもしれません。空間に遊びを取り入れるのに最適です。 続きを見る
  • 面皮柱(中央) 面皮柱(めんかわばしら) 角は丸のまま残し、4面に木目を出した柱で、主として茶室の柱として使われます。木目を綺麗に見ることができる味のある商品です。和風を表現する商品のひとつで、繊細な味を出すのには最高のアイテムです。高級材としてだけではなく、木の味を楽しむつもりで一度、使われてはいかがですか。 続きを見る
  • 杉枝タイコ、ケヤキタイコ タイコ タイコ材とは、丸太材の2面を裁ち落とし(タイコ挽きまたはタイコ落とし)たもので、木表と木裏は丸太、両サイドは角材のように製材した材木です。断面がタイコの形に似ていることからこう呼ばれます。徳田銘木では、通常の丸太のほか、大径木の枝を使ったものも製造しています。木の表面の味わいをお見せできるのと、製材することにより一方直線を出すことができました。 続きを見る
  • 桁丸太 桁丸太(けたまるた) 日本建築での縁側(えんがわ)の頭上などに、横使いされた磨き丸太です。長さが4mから20mぐらいまであり、太さも12cmから60cmぐらいまでバリエーションがあります。近頃は、ホールや大きな空間に、柱として縦使い(たてづかい)をされる事が増えてきました。 続きを見る

変木

1本ずつ、木の表情が違う、見てるだけで楽しくなる、自然木です。木の皮を付けたまま丸太に仕上げのものや、表面に天然カビを植え付けることで斑点を付けて仕上げたものを、磨き丸太と区別して変木といいます。変木は主に茶室や数寄屋建築なので床柱や飾り柱として使います。

  • 錆丸太 錆丸太(さびまるた) これこそ自然が与えてくれたオブジェだと思います。表面は黒色・白色そしてたまに少し赤色が混じり、人間の手ではだしえない、個性あふれる色と雰囲気をかもし出している木材です。まだまだ世の中には普及していませんが、今後、注目される商品だと思います。 続きを見る
  • 榁変木(ムロ変木)枝付き 榁変木(ムロ変木) 変木の王様。なんでこんな木があるのかが不思議です。白色と茶色が共存していて、かつ、1本ずつ、まったく表情が違う商品です。細いものでさえ100年ぐらいの樹齢を数え、人工植林木は皆無だと思われます。変木の中でも逸品です。実際、施工されますと皆様の注目の的、間違いなしです。 続きを見る
  • 赤松 赤松(あかまつ) 古来から茶室の主柱に多く使われました。近年、あの有名なデザイナーのご自宅の飾り柱にも採用していただきました。本当に上品な顔つきです。古来からお客様をお迎えし、おもてなしをする場での装いを持った商品だと思います。表面は赤松本来の皮が付いたままですので、粗悪品の場合、施工後、木食い虫なんかの恐れもありますのでくれぐれもご注意くださいね。 続きを見る
  • 良母(リョウボ)/ 令法(リョウブ)在庫の様子 良母(リョウボ)/ 令法(リョウブ) 表面が赤茶色で光沢がある、すべすべした木です。雑木林のイメージがあります。個性的な中に質素な感じをかもし出すような商品です。一度、手に取られて感触をお楽しみください。地方によって良母(リョウボ)または令法(リョウブ)と呼ばれます。サルスベリの代用木でもあり、一部地方ではサルスベリと呼ぶこともあるようです。茶室や数寄屋の柱として使われますが、店舗の内装にもオシャレかも。 続きを見る
  • 白樺 桜皮つき丸太 表面に皮が付いたままの商品で、生産量が激減した商品の一つです。自然の中で育った「桜」を皮付きのままで商品化しています。趣があり、その風情を施工現場に生かす事の出来る魅力あふれる商品です。 続きを見る
  • 香節丸太(こぶしまるた) 香節丸太(こぶしまるた) 春、野山で白い花が咲くあの木です。古くから数寄を表現する木材のひとつで、おとなしい香りが漂います。施工されることで、よりいっそう味が出ます。表面はグレイの皮がそのまま付いていて、その模様が美しく、独特の雰囲気をかもし出します。なお、この美しい模様は伐採の時期を誤ると剥がれてしまいます。 続きを見る
  • 桧ねじり ねじり 自然な成長過程でねじりが形成されました。人工的な加工ではありません。 続きを見る

銘木のお取り扱いについてのご注意事項

  1. 丸太は、直射日光と風が大嫌いです。施工後は、必ず巻紙かダンボールなどで養生をお願いします。(保管時も同様です。)
  2. 乾燥が厳しすぎる部屋・場所では、ヒビ割れが発生しやすくなりますので、事前にご考慮下さい。
  3. 丸太の裏には、背割りがあります。(変木などの場合、商品によっては入っていません。)施工される際には、大工さん等にお願いをして、クサビを5〜6ヶ所打ち込んでいただくとより、丸太の表面の割れ防止になります。
  4. 万一、ひび割れが生じた場合、裏側の背割りをクサビなどで再度、締め直して下さい。
    尚、ゴミ・ホコリ等がヒビ割れに入らないように養生は必ずしておいて下さい。住まいは人が住む事により湿気を帯びます。その為、丸太のひび割れは大半が元に戻るのですが、その時にゴミ・ホコリ等がその割れに入っていますと黒いスジとして残る場合がありますのでお気をつけ下さい。
  5. 施工前、一定の期間以上、養生をしておきますと、カビが発生する恐れがありますのでくれぐれもご注意下さい。